ごあいさつ
会員の皆様におかれましてはますますご健勝のことと拝察いたします。さて、このたび関西学院大学(兵庫県西宮市)におきまして、日本行動分析学会第24回年次大会の開催をお引き受けすることとなりました。会期は2006年9月1日から9月3日までの3日間を予定しております。
教育や環境の問題を含め、現在の社会には解決すべき数多くの問題があります。心理学徒でもあり、同時に社会の構成員であるわれわれも、これらを等閑に付すわけにはいきません。このような時代こそ、基礎と応用の双方に目配りのできる行動分析学がその真価を問われる時でありましょう。
行動分析学の魅力と強みは、そのさまざまな領域での展開が、共通の原理に基づいている点でありましょう。また、そのような整合性のある体系であるからこそ、行動科学に強力な土台を提供することが可能になります。このようなことを思いつつ、今回の大会では「土台を築く行動分析学」を、ゆるやかな統一テーマとして設定いたしました。このテーマのもと、会員が一堂に会し、実りの多い時を過ごすことができれば幸いに存じます。
今回の大会が行動分析学の発展に寄与できるよう、大会実行委員一同、努力するつもりでおります。9月の関西は酷暑が予想されますが、多くの会員の方々に大会にご参加いただき、積極的なご支援とご協力を賜りたく、お願い申し上げます。
日本行動分析学会第24回年次大会 実行委員長
嶋崎 恒雄
《実行委員会》
嶋崎恒雄(委員長) 中島定彦(事務局長) 松見淳子 米山直樹
本岡寛子 大対香奈子 道城裕貴 柾木隆寿 藤田昌也 木戸盛年 西山亮二 田中善大 竹島克典 野田航 伊藤直 永石高敏 獅々見元太郎 三木真美